川崎市わーくす高津(施設長補佐)スタッフ紹介

スタッフ紹介

02川崎市わーくす高津(施設長補佐)

施設長補佐

働くことを通じて
社会参加を支える支援

施設長補佐近田久美

所  属
川崎市わーくす高津
入職年度
平成21年
一人ひとりの様子に合わせ、力を発揮できる仕事のコーディネート
一人ひとりの様子に合わせ、力を発揮できる仕事のコーディネート

 川崎市わーくす高津では、障害のある方が持っている力を発揮して作業・仕事に取り組み、「働く」ことを通じて社会参加を支えている事業所です。
 そのために、利用者が得意な工程を分担して取り組み、事業所全体で一つの製品を仕上げるライン生産の工夫を心がけています。
 また、マンション清掃や水道メーターの分解作業など様々な作業種を用意し、身体を使って動きを伴う仕事や粗大な動作の仕事、細かい正確さを求められる仕事など幅の広い作業科目でその人の仕事の力を見極め、見出し、就労につながる可能性の拡大を目指した支援ができるよう日々取り組んでいます。
 一人ひとりの様子に合わせて、力を発揮できるような作業支援を実施するために、職員が「職業訓練指導者養成研修」を受講するなど、就労継続支援における専門性の向上にも努めています。

生活を見据えた支援の取り組み
生活を見据えた支援の取り組み

 川崎市わーくす高津を利用している利用者の生活に目を向けると、仕事(作業能力)だけではなく、生活面の支援も大切だと気付かされます。
 直接的な介助やサポートは必要のない、利用者の皆さんたちですが、生活の様々なことを自分で行う上で必要となる、生活スキルを身につけるための取り組みも大切になります。
 定期的に実施している「生活学習会」の取り組みでは、ゴミの分別の仕方や電話のかけ方、挨拶や身だしなみ、自分自身の健康状態の理解や健康管理に必要な知識などの生活スキルの獲得を目指した学習を行っています。
 仕事はできても、生活や余暇時間を主体的に過ごすことが苦手では、その人らしい暮らしの実現にはつながりにくくなります。
 一人ひとりの意見や意向を丁寧に聞き取り、どんな暮らしを想い描いているのか伺いながら、就職に向けた努力をしたり、生活の充実のためのスキルが高められるような支援が必要と考えています。

地域との交流の中で
地域との交流の中で

 事業所が駅の近くにあり、飲食店や商業施設の並ぶ賑やかなエリアです。作業の材料になる古新聞をいただくために、近隣の店舗を訪問して回ったり、そのための電話連絡なども利用者と共に行っています。
 また、近隣にあるゴミ集積場ではカラスなどによりゴミが散らかってしまっていることも…
 地域の一員として近隣地域の清掃活動にも取り組んでいます。
 作業だけではない地域貢献の取り組みを通じて、「いつもありがとう!」と地域の方から感謝の言葉をかけていただくこともあり、地域との交流が感じられる大切な場面になっています。

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現場スタッフの視点から事業所の取り組みを紹介します。
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