取り組み紹介
社会福祉法人 育桜福祉会では、川崎市に在住する障害がある方に対して、多様な福祉ニーズに応えることができるよう、生活の場の提供だけではなく、地域社会での生活・就労の場の確保、また障害がある方と家族の心穏やかな生活のための支援事業に取り組んでいます。
こちらのページでは、事業所の取り組みや事業内容以外の法人としての取り組みを紹介いたします。
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障害者雇用の取り組み
障害のある方が、その人が持つ力を発揮して、組織の一員として活躍しています。
桜の風ではクリーンキーパーの名称で管理業務員として、施設内の共用部分の清掃や使用したリネン類の回収などの清掃業務を担い、快適な環境作りに欠かせないスタッフとして働いています。
職員としての専門性獲得のため、清掃技術研修や健康管理・労災事故防止研修などを実施し、組織の一員として技術向上に努めています。 -
危機対応訓練の取り組み
法人全体で年2回(9月・3月)危機対応訓練を実施しています。
通常の生活の継続や通常のサービス提供が行なえない事態を危機ととらえ、大規模震災被害だけではなく、台風、土砂災害、洪水被害などの気象災害を含む様々なリスクを想定した訓練を実施します。
また、安心を取り戻し日常生活の回復に向けた事業継続計画(BCP)を作成し、見直しを行いながら有事に備えています。 -
虐待防止の取り組み
各事業所に虐待防止対応責任者と虐待防止対応マネジャーを配置し虐待防止委員会を実施しています。
日頃の支援を振り返るとともに、基礎知識を学ぶための研修を実施するなど、虐待防止の取り組みを推進しています。
法人全体でも虐待防止対応マネジャーが定期的に集まる会議を開催し、各事業所の取り組み内容を共有する機会を設けています。
虐待防止は虐待行為をしないというだけでなく、不適切な支援や適切とは言い難い対応がないか点検し、虐待の芽となる行動を放置しないことを重視しています。
障害のある方の尊厳を守るためのより良い支援実践を目指し取り組んでいます。